キジトラみむの有頂天な365日

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2匹のきょうだい猫と飼い主の日常&趣味ブログ

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【子猫を保護した時の対処法】保護する前の注意点・お世話の仕方や揃えるもの

こんにちは、ママンです!

ブログを始めた時の「ごあいさつ」でも少し書きましたが、我が家の2匹は保護猫です。

 

mimu-365.hatenablog.com

 

保護した方は別にいて、引き取った形にはなるのですが。

今日は子猫を保護するときの注意点・お世話の仕方・揃えた物など、過去を振り返りながら解説していきます。

猫を保護したもののどうしていいかわからない
何を準備すればいいかわからない
といった方の参考になれば幸いです

要確認|子猫を保護する前にチェック!

状況を確認する

  • 子猫が鳴いているけど親猫が見当たらない

親猫が見当たらない場合、たまたまその時に離れているだけかもしれないので、まずはしばらく様子を見ることが大切です。

また、飼い猫が脱走した可能性もあるので、探している人がいないか周囲を観察しましょう。

  • 段ボールに捨てられている

命にかかわるので、可能であれば一時的に保護し里親を探すなどしますが、責任が持てないならむやみに関わらない方がいいです。一人で抱えず誰か知り合いを頼ったり、相談しましょう。

子猫の場合、3時間おきのお世話が必要になります。もしあなたが一人暮らしで、昼間お世話をする人がいなければ、保護しても死なせてしまう可能性があります。

ある程度大きく、自分で餌を食べられるぐらいの大きさだったら自治体で保護してくれることもあります。

対処法|子猫を保護したら

大きめの段ボールに毛布などを敷いて子猫を保護します。ノミやダニが付いているかもしれないので、あまり触らないようにしましょう。

【重要】まずは保温する

小さければ小さいほど、重要になってくるのが保温です。

子猫はまだ体温調節ができません。雨に濡れていたり震えている場合は一刻も早く温める必要があります。

簡単!湯たんぽの作り方

温めたお湯をペットボトルに入れる(熱湯はペットボトルが変形するので×)

お湯を入れたペットボトルを毛布の下に忍ばせて、簡易的な湯たんぽを作ります。直接触れないように気をつけましょう。子猫は自分から体をくっつけて温まろうとします。

カイロは手軽ですが、低温やけどをするおそれがあるのでおすすめしません。

この湯たんぽは3時間おきぐらいで入れ替える必要があります。冷たくなったら湯たんぽになりませんからね。

子猫はおしっこやウンチで毛布をすぐに汚してしまうので、電気毛布などの使用もやめておきましょう。

必ず病院へ連れて行く

保護した時間に動物病院が開いていたら、すぐに連れていく事をおすすめします。夜間や休日の場合は病院の診療時間を調べて、できるだけ早いうちに連れて行くようにしましょう。

動物病院では
  • 子猫の健康状態
  • 月齢
  • 性別
  • 排泄の処置
  • ノミ・ダニの薬

病院へ連れて行くと子猫の健康状態を診てもらえます。
保護した時に目やにが出ていたり、ケガをしていたら処置をしてもらえます。

性別やだいたいの月齢がわかります。

自分で排泄ができないので、溜まっているおしっこやウンチの処理をしてもらえます。

ノミやダニの薬を塗布してくれます。

お世話の仕方を教えてもらえたり、ミルクや哺乳瓶などのお世話に必要な物が置いてあったりもします。

 

治療費の内訳

2匹の病院代は6,090円でした!

診察料:900円

フロントライン処置:2,000円

※寄生虫の有無の検査はワクチン接種の時にすることになりました。

動物病院は自費になるので、ケガの処置など内容によっては高額になることも。

また、病院によって価格の設定もまちまちです。

自宅から一番近い病院へ連れていく事になると思いますが、もし周辺にいくつか病院があるなら、口コミや価格など調べてみてもいいかもしれませんね。
(緊急性が無い場合に限ります)

 

ママン
保護した方は連れて行っておらず
引き取った翌日にママンが連れて行きました
 

子猫|お世話の仕方

ミルクについて 

 

準備する物
  • 猫用ミルク(粉ミルク)←結構すぐになくなるので予備を買っておく
  • 哺乳瓶←複数いたら最低でも2つ必要
  • 飲まない時はスポイト

必ず猫用のミルクを準備します。
猫は乳糖を分解する酵素を持たないので、うまく消化できずに下痢を起こして最悪の場合死に至ることもあります。

もし夜中などで猫用のミルクが手に入らない場合は、お湯に砂糖を溶かして「砂糖水」を与えます。

実は私も母乳が出ない時に代用するよう助産師さんに指導されていました(笑)

あくまでも応急処置なので、翌日すぐにミルクを準備してください。

哺乳瓶は1つ買って交互に与えていましたが、もう1匹が待ちきれずもみくちゃになるので買い足しました。2匹以上いる場合は2本準備するのをおすすめします。

引き取った時に「白い方がミルクを飲まないから危ないかも」と言われていました。哺乳瓶が苦手な猫ちゃんもいるので、ダメな場合はスポイトを準備しましょう。

ミルクの与え方

粉ミルクは表示どおりに計測して作ります。

必ず人肌程度に冷ましてから与えます。

哺乳瓶を使いますが、うまく飲めない場合はスポイトを使って少しずつ与えます。

哺乳瓶もスポイトもない!っていうときはストローでも代用できます。指先に付けて口に付けてあげてもいいでしょう。

それでも口にしない場合は命の危険があるので病院へ連れて行きましょう。

慣れるまでは根気のいる作業ですが、これを3時間おきにします。

 

一つしかない哺乳瓶でおそるおそるミルクをあげてみる

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一生懸命にミルクを飲むキジトラちゃん

まるっきりミルクを飲まないシロキジちゃん

ミルクのあとは消毒

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煮沸消毒していました。

寝床について

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必要な物
  • 段ボール箱
  • 毛布
  • ペットシーツ
  • バスタオル
  • 湯たんぽ

段ボール箱に毛布を敷く(この下に湯たんぽ)

その上にペットシーツを敷く

その上に毛布を掛ける

ペットシーツも毛布も汚れたら取り替えます。
すぐに汚れるので多めに準備しておきましょう。

薄暗くて静かな環境がいいみたいなので、段ボールの上から一枚バスタオルを被せてました。

トイレを自分でできるようになるまでは段ボールのお部屋で十分だと思います。我が家ではすこし落ち着いてからケージや猫ベッドを購入しました。

トイレについて

子猫は自分で排泄できません。
ミルクの前後に、ティッシュペーパーで軽くちょんちょんと刺激して出してあげます。

病院で見た時に、結構激しいな~っと思って見ていたので、徐々に力を入れてみるなどして加減を掴んでくださいね。


ウンチは特に難しかったです。よく2匹がウンチまみれになって、毎日のようにお風呂にいれてました。

お風呂について

保護した直後のお風呂はNGです。
身体が弱ってるかもしれないので、濡らすことによる体温の低下・体力の低下につながる恐れがあるからです。
病院へ連れて行って獣医さんに問題ないと言われてから入れてあげましょう。

 

まとめ

子猫を保護したら、3時間おきのミルク、湯たんぽの交換があるので正直ラクではありません。仕事をしていたらなおさら、昼間に影響するのでかなり大変です。

ですが、そんな時期もほんのわずかです。
生後1か月を過ぎると離乳食が始まるので、ドライフードをふやかして与えることができます。

同じ時期にトイレも自分でできるようになります。猫のトイレのしつけはほとんど必要ないので、準備すると自然にそこでしれくれるようになります。

活発になればまた違った大変さは出てきますが・・・

あっという間に成長するので、家族で役割分担しながら楽しんでお世話してあげてほしいなと思います^^

 

 

実際に使用していたミルクや哺乳瓶はこちら。
ひごペットまで走って購入しましたが、今はネットで簡単に注文できるので便利ですね^^