キジトラみむの有頂天な365日

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2匹のきょうだい猫と飼い主の日常&趣味ブログ

キジトラみむの有頂天な365日

【簡単DIYで解決!】猫トイレ丸見え・砂の飛び散りを解消する方法

 

猫の習性に困ること、多々あります。砂の飛び散りもその一つ。

2匹が活発になるにつれ、トイレをひっくり返される事が増えて、ほとほと困ってしまいました。

 

猫砂の飛び散り問題

可愛い仔猫たちが成長と共にどんどん活発になってきて
これだけは早急になんとかしたい!!
と思ったのは

『猫のトイレ、なんでこうも砂が散らばるねん』問題。

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ガシャーン!!!

と音がして見てみたら
砂がどえらいこぼれていたり

ある時は

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トイレが倒れてしまっていたり・・・

これにはもう、心が折れそうになりまして、仕事からの帰り道「どうか散らばってませんように…」と祈る毎日でした。

 

ママン
今思えば、仔猫たちにとって出入りしやすい高さでは無かったかもしれません。置き場所も悪かったのかな。
でも当時はよくわからず、本当に心が折れそうだったんです。
 

 

飛び散りの原因

そもそも猫ってなんであんなに一生懸命に砂をかきまわすの???

排泄物に砂をかける

野生の名残だと言われていますね。自分の存在をほかの動物に見つからないように、排泄物の痕跡を隠すのだとか。

肉球の隙間に砂がはさまる

トイレから出てきて足をピッピと振るような仕草をしますね。これは肉球にはさまった砂を取ろうとしているからです。
うんちの後は「ハイ」になってあちこち走り回る猫ちゃんも多いでしょう。こういった時に砂が外れたりするので「あれ?」と思うようなところに落ちていたりもします。

猫トイレはカバー付きのものに

飛び散りを防ぐためには、トイレそのものを買い替えることが一番早い解決方法かもしれません。

 
 
ママン
でもこれ、いかにもトイレ!って感じであまり好みではありません
 

木製の猫トイレカバーがおしゃれ

トイレそのものを隠すという発想、これがドンピシャにはまりました。

棚付きのものはスペースの有効活用ができるのが嬉しい!

 

ママン
でもこれ、値段が高い(+_+)
トイレは2個並べたいし
光沢のある木の感じも好みじゃない・・・
 

限りなく理想に近いものの、どこかやっぱり好みではなくて。家の雰囲気に合うものとなると、市販の物では難しいかなと思いました。

猫トイレカバーをDIY!

そして、探してもないのなら作ってしまおう!という事になりました(笑)

DIYは得意ではありませんが一応経験はあります。なので一通り道具もありました。

DIYは出来上がるまでが大変ですが、市販品にはない良さがあります。

  • 大きさを自由に設計できる
  • 棚をつけたり扉を付けたりカスタマイズは無限大
  • インテリアに溶け込ませられる

DIYを始めたきっかけは、自宅のキッチンの狭さでした。
床下収納庫が壁から30センチ強のところに配置されていたので、市販の食器棚やキッチンボードが置けなかったのです。

カントリー調のインテリアが好きなので、DIYした家具が自宅の雰囲気にもマッチして、不細工ながらも使い勝手は上々でした。

猫トイレカバーもこんな感じで、「置きたい場所」に「ぴったりの大きさ」のものを配置して「使い勝手よく」カスタマイズすることにしたのです。

①場所を決める

  • 人の出入りが少なくて静か
  • 風通しが良くてニオイがこもらない
  • 食事場所・寝る場所から離れている

猫トイレの置き場所として最適な条件は上の3つ。

個人的にはこれに「掃除のしやすさ」という飼い主目線の条件も付け加えました。

②設計図を描く

「DIYが大変」と思う理由の一つに、「設計図を描くのが難しい」というのがあると思います。

頭の中で思い描いているものを形にしようと思った時、この設計段階でつまづくことが多いのでは?

初心者のDIYは「ざっくり」から始める

完璧な物を作ろうとすると緻密な設計図が必要です。でも、完璧なものが欲しいなら職人にお願いするか市販の物を購入した方がいい。

手作りしたものって、雑で不格好でも愛着があります。

トイレカバーなのだから、「隙間があるぐらいがニオイがこもらなくて丁度いい」と割り切ってしまいましょう。

 

では、適当に設計図を書きます。幅・高さ・奥行なんかを測ってざっくりとメモ。上に棚を作ったり、横に階段作ったり、思いのままに作れるのがDIYのいいところ。

想像力働かせて、市販の物も調べてみて、自分だけのオリジナル作品を作り上げていきましょう!

注意点⚠

トイレは必ず成猫サイズを目安に作ります

ママン
仔猫サイズを2つ並べる設計で作ったら、当たり前だけど成猫サイズが2つ並べられなかった・・・(涙)
 

 

 

トイレを2つ並べる・出入りするスペースを考えて幅は広く、木材カットの手間を減らすために高さと奥行を揃えました。

SPF1×4材で作る場合、木材の暑さは19㎜です

ママン
木材をコの字型に組んだので、最終的に高さは約47cmになりました(笑)
 

キューブトイレ
●商品サイズ(cm)
幅約49×奥行約50×高さ約44

人気のニャンともトイレ

●商品サイズ(cm)
幅約56×奥行約41×高さ約21

 

ママン
幅は最低でも110cmは必要だったなぁ・・・
 

 

③材料を購入

ホームセンターで材料をそろえます。
有料ですが、カットしてもらったら後は組み立てるだけなのでかなり楽ですよ。

SPF1×4材の幅が89㎜です。

ざっくり9㎝と考えた場合「左右の横板(45cm)が10枚、天板(74cm)が5枚必要」という計算になります。

  • 横板・天板用のSPF1×4材(19×89×90,182)
  • 背板用に廃材のベニヤ板(廃材売り場にあります)
  • 底板を支えるための細い板(工作材)←ダイソーに置いてあるようなやつ
  • 底板用の合板
  • 木工用ボンド
  • ビス・釘・紙やすり

その他必要な材料はこんな感じ。
SPF材の悪い所は木が反っているところ。木材の節が落ちて穴が開いているものもあるので、購入の際は良くチェックしてくださいね。

※これらは本体の材料で、扉はまだ設計しておりません。

④組み立てる(横板)

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木材をカットしてもらってる場合は、部屋の中で組み立てるだけなのでとても簡単。

板が割れないようにドリルで下穴を開けてからネジをしめましょう

ママン
脚を作るため底上げしたら内部の高さが36cmになってしまいました(涙)
完成してから脚だけつければ可愛かったかもしれませんね・・・←お馬鹿
 

板同士はボンドでくっつけて乾くまで放置
地味にここが一番時間がかかるところ。これ、必要な工程なのかは置いといて。まぁ、この間に工具の充電をしておきましょう。(本当は製作前にしておくこと)

木が反っている場合は雑誌とか漫画とかで重石しました。
ボンドが本にくっつかないようにビニールなどしいてくださいね。

しっかりと乾いて木材同士がくっついたら、底板を置くための細い木材を取り付けます。猫たちの体重を支えるため、この部分はビス止めしました。

⑤組み立てる(天板)

横板が5枚なら天板も5枚です。
この天板の長さによって幅が決まってきますね。

1人でこの組み立てはつらい作業ですが、横板の片方は壁に立てかけて、横板2枚を立たせた上に天板用の板を乗せていきます。床板を仮置きするとより安定します。

あらかじめ下穴を開けておくとネジ締めが楽ですよ。

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ネジ頭が見えないようにすることを「ダボ処理」と言います。

見た目に綺麗だし安全ですが、これをするには電動ドリルドライバーが必要になってきます。

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※画像お借りしました

ダボ処理する場合は「ダボ」を一緒に購入しておいてくださいね。

自宅に一つあればとても便利です。メーカーにこだわらずお手頃なもので十分かと思います。

本格的にDIYがしたい、しようと思っている方はお値段が少し高いですけど、しっかりしたメーカーの物を購入した方が長持ちしそうです。

 

 

⑥床板を乗せる

床板を乗せます。
隙間から砂や粉が落ちても嫌なので一枚板の合板にしました。適当な大きさの物を購入して、サイズぴったりに自分でカットしました。

ビス止めした木材の上に置くだけでも板はズレないほどにピッタリでしたが、軽く斜めに釘打ちしておきました。割れないように細くて短めの釘です。

⑦背板を取り付ける

背板用のベニヤ板をサイズに合わせてカッターで切ります。
横板・天板・底板の枠に細い釘でとめていきます。

⑧本体が完成!f:id:mimu_365:20201204193030j:image

トイレが2つとゴミ箱が置けました。

 

ママン
こちらが失敗の見本になります。
成猫サイズは1つしか入りませんでした・・・
 

⑨ワトコオイルを外側にだけ塗る

扉の設計が決まってから本体も外側だけ色を塗りました。ワトコオイルで木目を活かしてます。中は一切何も塗っていないのですが、ニスで保護しておけばよかったかなと思っています。

猫トイレ扉をDIY!

設計図を描いたときに答えが出ず、本体が完成してから考えようと思いました。

猫たちの出入り口

  • 横に穴を開ける
  • ドア用のパタパタ扉を取り付ける
  • 前面に入口を作る

扉の形状

  • 観音開き
  • 上開き
  • 下開き
  • カーテン式

理想

  • 猫が出入りしやすい
  • トイレを目隠しできる
  • 掃除がしやすい
  • インテリアに馴染む可愛さ

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とりあえず、段ボールでシミュレーションしてみます。

ゴミ箱は見えますがトイレは完全に隠れました。


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むぅちゃんはOK!

(にゃは!にゃんだかおちついてシッシできたにゃ~)


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続いて、みぃちゃんも無事にしてくれました♬

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パカッと上に持ち上げる形状です。全体が見渡せて掃除もしやすい。

これええやん!!

①設計する

色塗りも含めて、最終的にどんなものにしたいか?をイメージしました。

「森の中の物置小屋風」

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ワトコオイルで木目調を生かした山小屋風
扉に窓があるイメージ(中にいる猫たちのシルエットが見えるように)

 

②材料を購入

とびら製作の材料は全てダイソーで揃えました。

  • ガラスフレーム4枚
  • ガラス目隠しシート
  • 木材
  • タッカー(ホッチキスの大きいやつ)
  • アクリル絵の具(白・黒・ブラウン)
  • 蝶番

③作り方

①フレームのガラス部分にフィルムを張る
(貼らないと中が丸見えなので目隠しにはならない)

 

②フレーム4枚くっつけて、フレーム同士を裏側からタッカーでとめる
(新聞紙の上で色塗ってたらこびりついちゃいました)

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③扉の大きさに合わせて木材を切り、フレームを囲うようにしてタッカーでとめる

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④アクリル絵の具で好きなように色を塗る

※茶色を塗って乾かしたあと、白を塗ってやすりで軽くこすればアンティーク風に♪

※黒を使うと薄汚い雰囲気が出ます

 

⑤蝶番をつける

天板の枠と扉に蝶番を取り付けます。

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この時、扉の板が薄くてネジが飛び出るので廃材を使ってネジがしっかり留まるようにしました。

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⑥完成!

 

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【小屋風】猫トイレカバーの完成!

(ガラスのフレームなので気を付けないとヒビが入ります…)

ステイン・黒絵の具が強すぎて、かなり小汚い小屋になってしまいましたが(笑)

 

まとめ

内部はトイレ空間なので色は塗らなくていいか~と思いましたが、ニスぐらいは塗ればよかったかなと思いました。木がニオイを吸ってくれてるのだとしたら、何も塗らなくて正解でしたけど。

床の飛び散りはほぼ無し

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小屋の中はそこそこに砂が落ちてますが、朝に掃除機するだけなのでとても楽になりました♬

もし同じように
「猫トイレの存在感消したい!」
「砂が飛び散って困ってる!」
っという方がいたら、絶対にオススメしたいDIYでした(#^^#)

 

作るのめんどくさいわ~って方には市販品がおすすめです♬

 

 

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